今回は、ABCペダルの交換に加えて、更に一歩踏み込み、
VTSの弱点であるクラッチペダルについて考えてみました。

● 見た目
イメージはクサラWRカーみたいな、黒の平板に滑り止めがついた
シンプルな形状でしたが市販では無かった為、近いイメージで
スパルコ製をチョイス。
材質は鉄製で色は黒塗装、色が唯一イメージと合ったかな(^-^ゝ)


● VTSの弱点、クラッチペダル位置
今回のメインはペダル交換もさる事ながら、やはりペダル位置。
オーナーそれぞれに考え方はあると思いますが、確実な操作の為
には、やはりABCペダルが同一線状に配されるのが基本かと。
・・・・・ちなみにVTR系は、ABCペダルが揃ってるのにぃ〜。
まず最初に、構造部分での調整を試みました。
しかし、揃うところまで持ってこようとすると、既に半クラ状態
になってしまい、ワイヤー調整・回転ヒンジ調整等、改造範囲大
となる為、さすがに手が出せません。
そこで、構造側ではなく機構側からのアプローチに。
とは、ニュートラルに対してOFF点がかなり後方にあり(view1)
ABペダルOFF点との差、約10mm(view2)ありました。
最終的には、この落差をカットする事で対策完了としました。

● 最後に
正確な事を言うと、ABCペダル位置は完全一致とまでは、いきま
せんでした。が、BCペダル操作は格段に向上しました。
費用的にも、カットし再溶接するだけなので、低コストなワケで
とりあえず、お薦め出来ます。